利用規約やプライバシーポリシーページの作り方

公開日: 2021.03.30

最終更新日: 2022.06.08

利用規約やプライバシーポリシーページの作り方

こんにちは!カンナートの新人ディレクター、Ainaです。


本日は、ネットショップにおける利用規約やプライバシーポリシーのページについてお話ししたいと思います。Shopifyに限らず、ネットショップを運営するうえで大事なページだと思うのでネットショップを作りたい方は必見👀です!!


※はじめましての方へ
わたしはShopify初心者向けの方向けに投稿しています!今回は第5回目となります。
ネットショップ作ってみたい!という初心者の方向けにShopifyというプラットフォームを使用した作成方法をお伝えしてますので、ご興味があれば第1回目からご覧ください。


Shopifyってなに?

利用規約って何のためにあるの?

まずは、利用規約について理解しましょう!
ネットショッピングの際に見たことがある方も多いのではないでしょうか。
利用規約とは、ショップでお買い物をしていただく上での注意事項やルールをまとめたものです。


ネットショップでお買いものしてくれたユーザーとのトラブルを未然に防ぐために作成します。あるいは、問題が起きたときの対処法を案内しておくことでスムーズに対応できるようにするという目的もあります。
ネットショップでは金銭的なトラブルや商品に関するトラブルなど様々な問題が起こりうることが考えられるため、しっかりと明記しておくことが大切です。利用規約の掲載は法律上必須ではないのですが、作成することをおすすめします。

利用規約にはどんな項目を入れればいいの?

載せておくべき項目は、以下のようなものがあります。


  • サービスの利用時は利用規約への同意が必要であること
  • 利用登録
  • 売買契約
  • 著作権、知的財産権
  • 禁止事項
  • 退会
  • 免責について
  • サービス内容の変更
  • 利用規約の変更
  • 返品、交換、返金
  • 受注、発送、決済
  • 紛争時の裁判管轄

たとえば即日発送や送料無料などを実施されているショップで、何かしらの要因で出来なかった場合に不満を持たれたり信用を失ってしまうことが考えられますので、利用規約に明記しておく必要があります。


※注意点※
サイト内のわかりにくい場所に利用規約を設置していた場合、法的拘束力はないと判断されます。逆に、目立つ場所に配置していても、必ずしも法的拘束力があるわけではありません。


次に、プライバシーポリシーについても見てみましょう。

プライバシーポリシーってなに?

ネットショップでは、配送や会員登録などで名前、住所、クレジットカード番号など多くの個人情報を取得することになります。
その個人情報をどのように使用するかを明記するのが「プライバシーポリシー」です。「個人情報保護方針」とも呼ばれます。

プライバシーポリシーページを作成する意味って?

主な目的は、「法令順守」「ユーザーの不安を和らげる」の2つがあります。
「法令順守」
個人情報保護法18条において、個人情報を取得した事業者は個人情報の利用目的を公表することが義務付けられています。
「ユーザーの不安を和らげる」
個人情報がどう使われるか不安に思うユーザーも多いため、個人情報をどのように使用するかを明記することでユーザーに安心感を与える役割も担っています。

どんな項目を入れればいいの?

記載しておいた方がいい項目を、以下にまとめてみました。


  • 個人情報の取得方法
  • 個人情報の利用目的
  • 利用目的の変更
  • 個人情報の第三者提供
  • 個人情報の開示
  • 個人情報の訂正および削除
  • 個人情報の利用停止等
  • プライバシーポリシーの変更
  • 問い合わせ先

他にも必要に応じて新たな項目を設置する必要があります。
個人情報保護の法律に関しては、以下で確認できますので作成する際には目を通しておきましょう。

個人情報の保護に関する法律 | e-Gov法令検索電子政府の総合窓口(e-Gov)。法令(憲法・法律・政令・勅令・府省令・規則)の内容を検索して提供します。elaws.e-gov.go.jp

利用規約やプライバシーポリシーってどうやって作るの?

利用規約やプライバシーポリシーを作った方がいいということはわかったけど、じゃあどうやって作るの?と疑問に思われたのではないでしょうか。
方法はいくつかあります!


①ひな型を参考にする
②他のECサイトを参考にする
③利用規約作成代行会社に依頼する


①や②はネットで検索すれば出てきますが、そのままコピーして活用するのはNGです🙅
著作権侵害になることもありますし、他社のネットショップとの運営方法は異なるためです。自分のショップに合わせて文章は変更するようにしましょう。


③は弁護士や行政書士に依頼することになります。専門家が作成するので、利用規約の不備で紛争になることを防ぐことができますし、自分のショップに合わせたアドバイスをもらうこともできます。

おわりに

いかがでしたか?利用規約やプライバシーポリシーについて理解できましたでしょうか?

ネットショップを作るときに、見直して作成してみて下さいね♪

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