EFOとは?意味や実践方法をご紹介
公開日: 2024.02.13
最終更新日: 2024.03.14
Webサイトにおいて、お問い合わせなどのフォーム設計は非常に重要です。
しかし、多くのサイトにおいて記入プロセスが複雑で、入力するのが面倒に思われるフォームが見受けられます。
せっかくフォームまで到達しても、コンバージョンまで至らずに離脱してしまうケースは少なくありません。
これでは、購入や問い合わせの意志があるユーザーとのコンタクトの機会を失ってしまいかねません。
そこで重要となるのがEFO(エントリーフォーム最適化)です。
この記事では、EFOの意味や、具体的な実践方法について解説いたします。
目次
1.EFOとは
エントリーフォーム最適化(EFO:Entry Form Optimization)とは、お問い合わせフォームや会員登録フォームなどのフォームをユーザーが使いやすいように最適化することを指します。
例えば、ユーザーがフォームの項目を見た際に何を入力するかが明確で分かりやすかったり、入力を補助するような機能があると、より簡単に必要な情報を提供できるため、フォームでの離脱を減らすことができます。
2.EFOの具体的な実践方法
EFOの具体的な実践方法について、いくつかご紹介いたします。
1.フォームの簡素化
ユーザーが入力する必要のある項目を最小限に抑えることで、入力の負担を軽くしましょう。例えば、名前やメールアドレス以外の項目は、必要な場合にのみ入力してもらうようにします。また、電話番号や郵便番号の項目は、ハイフンごとに枠が分かれていると手間がふえてしまうので分割しないようにしましょう。
2.モバイル対応
スマホやタブレットからもスムーズに利用できるように設計することも大切です。実際にスマホやタブレットでサイトにアクセスし、入力フィールドやボタンが適切な大きさかどうかや、タップしやすい位置に配置されているかどうかを確認しましょう。
3.わかりやすい表示
入力項目は簡潔でわかりやすく表示しましょう。項目ごとに記入例を記載しておくと、何の情報を入力すればいいのか直感的に伝わりやすくなります。
4.エラーメッセージの表示
ユーザーが誤った情報を入力した際に、わかりやすいようエラーメッセージを表示しましょう。その際には具体的な指示や修正方法も提案するようにして、修正の心理的なコストを下げるようにします。
5.A/Bテスト
異なるバージョンのフォームを作成し、どちらがよりよいかを比較するA/Bテストを行うことも効果的です。試行を重ねることで、最適なフォームに近づけることができます。
3.まとめ
Webサイトのフォームが煩雑であると、購入やお問い合わせをしたいユーザーの決意をくじいてしまいかねません。
そこでEFO(エントリーフォーム最適化)を実施して、ユーザーが入力しやすいフォームに改修しましょう。フォームでの離脱を減らすことで、今より多くのコンバージョンを達成できるようになります。
また、フォームの最適化のためには、定期的なユーザーフィードバックやデータ分析を行ってどんどん改善していきましょう。
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