【売上UP!】これからの時代BtoBのECは外せない!
公開日: 2023.05.17
最終更新日: 2023.05.16
受発注業務をはじめ、さまざまな業務はまだアナログで対応している企業も多いのではないでしょうか。デジタルは便利そうな反面、今のやり方を大きく変えていかなければいけないイメージが強く、自社に取り入れるか悩んでいるかもしれません。
これからの時代、BtoB受発注は、デジタルを活用すれば効率が上がるだけでなく売上もアップさせられます。そのために、BtoBのECも外せません。未来を見据えて、BtoBのECを始めましょう。
目次
1.BtoBにおけるECの特徴・メリット
2.BtoBにおけるECの市場規模
3.BtoCにおけるECについて
4.まとめ
BtoBにおけるECの特徴・メリット
BtoBにおけるECの特徴やメリットをわかっているようで、実は詳しくは知らない方も多いかもしれません。
ここからは、BtoBにおけるECの特徴とメリットについて紹介していきます。
BtoBにおけるECの特徴とは?
BtoBにおけるECでは、自社の商品を売る相手は、小売店や飲食店など企業や法人になります。普段自分がほしいものを大手のショッピングサイトなどで検索して購入するBtoCとは異なります。ひと昔前はあまりインターネットを介してBtoBで販売するケースは少なく、オフラインで販売するのが主流でした。自社の商品を時にはテレアポで紹介し、展示会を行ってリードを獲得していたのです。
しかし、BtoBにおけるECを活用すれば、デジタルを活用したコンテンツマーケティングに変わります。営業もインターネットを通じて行えます。一見BtoCのECに似ているように感じますが、システムの違いが大きいです。どうしてもBtoBにおけるECの場合、事業内容によって必要になるシステムも違いますし、さまざまな機能が別途必要です。掛け売りをした場合の対応や発注前の見積作成をはじめさまざまな機能が求められます。
BtoBでECを利用するメリット
今はインターネットを活用している企業がほとんどですので、効率良く新規開拓も行えます。自分たちからテレアポなどで営業をしなくても、興味を持って探してくれている企業が見つけてくれて発注をかけてくれるケースもあります。自社の商品に興味を持っている見込み客から問い合わせがあった時に営業も可能です。まったく商品やサービスを必要としていない企業へテレアポを何十社とかけるよりも、効率良く売上もあげられます。これまで対面で会ってからしかできなかった営業もWeb面談を活用できるため、移動時間もなく時間の効率化も図れます。これまでBtoB受発注の際、電話やFAXを使っているという企業は業務負担を軽減できるのもメリットです。
別の仕事に集中して行いたい時にも、複数の取引先からひっきりなしに電話が来る場合もあります。本来集中して行いたい業務がある場合も、BtoBでECを活用すれば受発注もシステムの中で行えます。忙しい時に注文を受けているとうっかりミスをしてしまいがちですが、特に人を介して発注を行わなくても良くなるため、ヒューマンエラーも削減可能です。
BtoBにおけるECの市場規模
実際、BtoBにおけるECの市場規模はどうなっているのか、詳しく紹介していきます。
うなぎ上りに増えている
BtoBにおけるECの市場規模は、新型コロナウイルスの影響もありうなぎ上りです。新型コロナウイルスが発生する前から、その良さに気が付いて導入する企業は増えていました。感染症を広げないためにテレワークが推奨され、外出をあまりしないようにと指示があったことから、多くの企業がBtoBにおいてECを取り入れるようになったのです。実際は、はじめの頃よりも新型コロナウイルスは落ち着いてきましたが、BtoBにおいてECは継続して利用されています。
特に利用率の高い分野
特にBtoBにおいてECの利用率が高い分野は、製造業になります。機器などの部品を製造している企業だけでなく、新型コロナウイルスが流行した2020年以降は食品関係の製造業での利用も増えています。新型コロナウイルスが蔓延していた時には、飲食店が休業せざるを得なく外食産業は低迷していましたが、そこを打破しようとBtoBにおいてECを上手に活用する企業が増えました。
形のあるものを販売する企業間では、利用率が高くなっています。
今後も伸びていく予測
本来はすぐにBtoBにおいてECの導入を考えていなかった企業も、新型コロナウイルスをきっかけに導入して便利さに気が付きました。インターネット上でやりとりするほうがお互い時短になり簡単に注文できるため、新型コロナウイルスが落ち着いてきても利用する企業は多いでしょう。
さらに、まだ導入していない企業も、ほかの上手に活用している光景を見て取り入れるところが増えていくと予測します。BtoBにおけるECでは、注文したい時に今在庫がいくつあるのかリアルタイムでわかりますし、電話と違い24時間好きな時に注文を入れられるため便利です。
製造業だけでなく、形のあるものを販売している企業ではBtoBにおいてECの導入が進んでいくでしょう。
国のDX推進も後押ししている
今は大企業だけでなく、中小企業でも積極的にデジタルを活用していきましょうという動きがあります。これまでアナログでやりとりしていたものを、ITの技術を積極的に取り入れながらやり方を変えていくことが推進されています。
日本は少子化が進んでいますし、人手不足に悩む企業も増えているのです。BtoBにおいてECを利用すれば、受発注業務をインターネット上で行えるため人手不足を補えます。
2018年にも「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン」が公表され、注目を浴びている課題です。今後ITやデジタルを意識して、さらにBtoBにおいてEC化は進んでいくでしょう。
BtoCにおけるECについて
BtoBにおけるECと似たものにBtoCにおけるECがありますが、こちらの利用者も年々増え続けています。BtoCにおけるECは、企業の商品を個人などのユーザーに向けて販売するECサイトのことを言います。
BtoCにおけるECでの販売の仕方
BtoCにおいてECを活用しての販売の仕方は2つあります。
1つ目は自社のECサイトを立ち上げて、ユーザーに訪問してもらい商品を購入へとつなげる方法です。自社でまずはECサイトの構築を行い、イメージや商品に合わせてデザインしていきます。ある程度有名な企業であれば集客できますが、ほとんど個人のユーザーに知られていない企業の場合は集客が困難です。
2つ目は大手ショッピングサイトモールに出店して、販売する方法です。インターネットで個人のユーザーが買い物をする際に購入する時には、大手ショッピングを利用する方が多くいます。自社の企業名を知らなくても、ほしいと思った商品だと購入してもらえる可能性が高くなります。ただ、価格競争になりやすいのと出店手数料がかかる点はデメリットです。
さらに売上アップさせるために活用しよう
元々業務用としてBtoB受発注をしていたものを、さらに売上アップにつなげるためBtoCにおいてもECを活用して受発注を行う方法もあります。本来企業向けに販売する商品やサービスを、ECを立ち上げて個人のユーザーに販売する企業もあります。自社の商品をより多くの人に購入してもらえることができれば、トータル的な売上も大きくアップさせられるのです。
ただやみくもに立ち上げても、ライバル企業に勝てません。特に自社でEC構築する場合はノウハウは重要になりますので、専門的な知識を持っているプロの力を借りることも大切です。
まとめ
受発注業務をアナログのまま使用し続けていると、この先時代についていけず困るかもしれません。今はBtoBやBtoCにおけるECを上手に活用して、売上をアップさせている企業も増えています。BtoBにおけるECの市場規模は、今後も拡大し続けていくでしょう。
弊社の受発注システム「urutto(うるっと)」では、BtoBの業務負荷も抑えながらBtoCの売上拡大も行うことが可能です。受発注システム導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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