ShopifyでECサイトを構築するためには?基本概要や方法を解説!

公開日: 2024.07.30

最終更新日: 2024.08.23

ShopifyでECサイトを構築するためには?基本概要や方法を解説!

Shopifyは、簡単にECサイトを構築できるプラットフォームとして、多くの企業や個人に利用されています。ECサイトのプラットフォームといえば、まずはShopifyが名前に挙がってくるのではないでしょうか?

この記事では、Shopifyの概要から、基本的な構築方法や構築時のポイントまで解説しています!ぜひ参考にしてください。

目次

Shopifyの概要

ShopifyでECサイトを構築する方法

魅力的なサイトにするためのポイント

ECサイトを改修するには

ECサイトで売上を拡大するためのポイント

まとめ

Shopifyの概要

Shopifyの概要

そもそもShopifyって何?という方向けに、まずはShopifyについて簡単に説明いたします。

Shopifyとは?

Shopify(ショッピファイ)は、175ヵ国、100万以上のショップで採用されているカナダ発のECプラットフォームです。Shopifyはテンプレートが豊富で、ECサイトとしての標準的な機能があらかじめ揃っているため、Webの知識がない方でも比較的簡単に制作できます。

ちなみに、弊社でもShopifyでの構築実績は多く、Shopifyエキスパートにも認定されております。

Shopifyの特徴

Shopifyがどんなものかといえば、まずは次の2点をおさえていただければと思います。

初期費用が掛からない

定額課金のサブスクリプション型なので、初期費用なしでECサイトを構築できます。

サーバーやアップデートが不要

ShopifyはSaas型サービスなのでサーバーの手配やアップデート等の運用は基本必要ありません。

Shopifyの利点

Shopifyでサイトを構築する際のメリットは以下のようなものがあります。

低コストで始められる:現在(2024年7月)一番安いプランで月額3,650円から始められます。また、初期費用もないので低コストで始められます。

最低限の機能が標準搭載:ECサイトに必要な決済機能や会員機能が標準で備わっているため、まずはECサイトを作りたいという方にとってはスモールスタートで簡単に始めることができます。

豊富なカスタマイズ性:「テーマ」と呼ばれるテンプレートや、機能追加のためのアプリが豊富に存在しており、様々な外部サービスとの連携も可能です。

他サービスとの比較

Shopifyに限らず、世の中にはたくさんのECプラットフォームが存在します。例えば、香取慎吾さんのCMでおなじみの「BASE」や「EC-CUBE」など、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

ECプラットフォームは、大きく分けて「ASP型」「オープンソース型」「パッケージ型」に分類することができます。

ここでは、プラットフォームの分類別にShopifyと比較していきます。

・ASP型(Shopify、カラーミーショップ、BASEなど)

ASPとは、各サービスが提供するクラウド上で構築する方法になります。ShopifyはこのASP型に分類されます。特徴としてはサーバーを用意する必要がなく、サービスの保守も必要ない点です。

他の有名どころでいうと、BASEやカラーミーショップなどが挙げられます。これらはShopifyより低コストで始めることができますが、自由度が低いため、商品点数が少なくかつシンプルなECサイトを構築したい方におすすめです。

・オープンソース型(EC-CUBE、Magentoなど)

オープンソース型とは、無料で公開されているソースコードを使用してECサイトを構築する方法になります。

Shopifyと比べると、サーバーの手配やセキュリティ保守が必要になりますが、自由度が高いことが特徴です。

・パッケージ型(ecbeing、ebisumartなど)

パッケージ型とは、販売されているパッケージを購入してECサイトを構築する方法になります。

Shopifyに比べ導入にかかる期間が短くセキュアな点は魅力的ですが、コストが高くなってしまいます。

ShopifyでECサイトを構築する方法

ShopifyでECサイトを構築する方法

ここからは実際のShopifyの構築方法について解説していきます。実際にShopifyでECサイトを始めたいという方はぜひご覧ください。

誰に作ってもらうか?

実際にShopifyでサイトを制作する場合には、自社で対応するのかプロに依頼するのかを決める必要があります。判断に迷われましたら、ぜひ以下を参考にしてみてください。

自社で作る場合

基本的な機能が標準で備わっているため、細かいカスタマイズを行わない場合にはShopifyのテーマを利用することでWebの知識がない方でも簡単にECサイトを立ち上げることができます。

また、アプリで簡単に機能追加することも可能です。

Shopifyは世界的にも有名なプラットフォームですので、分からない部分はネットで調べながら制作するのがおすすめです。

制作会社に依頼する場合

Shopifyは「liquid(リキッド)」と呼ばれる言語を編集することで、サイトをより自由にカスタマイズすることができます。

また追加するアプリによっては、このliquidの編集が必要な場合もあります。

これらにはコーディングの知識が必須ですので、Shopifyに精通した制作会社に依頼することも視野に入れて検討しましょう。

以上を簡単にまとめると、金額やスケジュールを短縮して、まずは最低限のレベルでECサイトを構築したい方は、社内での対応をお勧めします。

会員機能やポイント機能など、ある程度の機能をECサイトに搭載し、カスタマイズも行いたい方は制作会社に依頼するのがいいでしょう。

Shopify構築の手順

ここからは具体的なShopifyの構築方法について、詳しく解説していきます。

実際にShopifyを始めたい方はこの記事を読みながら進めてみてください。

Shopifyアカウントの作成

shopify公式サイトへアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成しましょう。

その後いくつかのアンケートに回答して「開始する」をクリックしましょう。

テーマの設定

アカウントができたら、管理画面の「オンラインストア」⇒「テーマ」を選択し、ECサイトのテーマを設定しましょう。

商品情報の追加

管理画面の「商品管理」⇒「商品を追加」を選択することで、商品の追加ができます。

また、Shopifyのアプリを使用すれば、shopifyに商品データを一括でインポート・エクスポートできます。

下記記事で紹介していますので、是非ご覧ください!

ページの追加

テーマを選び商品が登録出来たら、ECサイトに必要な特商法のページなどの基本ページを追加しましょう。管理画面から「オンラインストア」⇒「ページ」⇒「ページを追加」でページを作成できます。

配送や決済の設定

「設定」を選択し、「決済」、「配送」から設定を行いましょう。

ショップを公開する

すべての設定が完了したら、ショップを公開しましょう。公開前には、テストすることもお忘れなく!

魅力的なサイトにするためのポイント

魅力的なサイトにするためのポイント

商品写真の工夫

これはShopifyに限った話ではないですが、商品写真は顧客の購買意欲を高める重要な要素です。商品の特徴に応じて、大きさがわかる写真を載せる、使っている様子が分かる写真を載せるなど、掲載する内容を変えましょう。

わかりやすい商品説明文

商品説明もユーザーが商品を理解し、購入を決断するための重要な要素です。ターゲットを明確にし、商品に関する具体的な数値や詳細を記載するなど、説明文を心がけましょう。

SNS活用した販促

インスタグラムやXといったソーシャルメディアは、商品やブランドの認知度を高めるための強力なツールです。定期的な投稿と「いいね」などの共有で、フォロワーとの関係を築きましょう。

Shopifyにインスタグラムの投稿を埋め込むための代表的なアプリ「Instafeed」をこちらの記事で紹介していますので、是非ご覧ください!

購入方法を増やす

さまざまな支払い方法を提供することで、顧客が購入しやすくなります。クレジットカード、電子マネー、代金引換など、多様なオプションを用意しましょう。

Shopifyでは、「Shopifyペイメント」というShopifyが運営している決済代行サービスが有名です。

Shopifyペイメントでは基本的なクレジットカード決済を網羅しており、手数料も他サービスに比べ低いため、特にこだわりがない方はおすすめです!

ECサイトを改修するには

ECサイトを改修するには

すでにECサイトをお持ちで、PV数やCV率を増加させECサイトをもっとよくしたい!という場合には、こういったことに気を付けてみましょう。

ユーザーインターフェースの改善

直感的で使いやすいユーザーインターフェース(UI)は、ECサイトのみならず、どのサイトでも非常に重要になります。例えば、スマートフォンでも押しやすいようにメニューやボタンのサイズを変更したり、ユーザーが目的の商品を検索しやすくするために絞り込み機能を追加するなど、shopifyのテーマをカスタマイズすることでUI設計を行いましょう。

ページ読み込み速度の最適化

ページが重く、読み込みが遅いと、ユーザーにストレスがかかり、離脱の原因にもなりかねません。

画像を圧縮させて読み込み速度を上げるなどして、サイトのパフォーマンスを高めるようにしましょう。

ECサイトで売上を拡大するためのポイント

ECサイトで売上を拡大するためのポイント

新規顧客を獲得する

Web広告:Googleショッピング広告やSNS広告を活用して新規顧客の拡大を目指しましょう。
コンテンツマーケティング:コラム記事や商品を紹介する記事など、販売する商材に関連する記事やページを公開してリーチを広げましょう。

リピート顧客を増やす

一度購入してくださった顧客に対し、様々な施策を行うことでリピート化を目指しましょう。以下が代表的な施策になります。

ポイント制度:特定の条件を満たしたユーザーに対してポイントを付与することで、リピート化を目指しましょう。

お気に入り機能:特定の商品にお気に入りを設定できる機能を追加することで、再度訪問してもらえるようなサイトを目指しましょう。お気に入り機能については別の記事でも紹介しているので、是非合わせてご覧ください。

特典:誕生日にクーポンを配布するなど、特定の条件下のユーザーに対してクーポンを配布することで、リピート顧客化を目指しましょう。

セールやキャンペーンの実施

セールやキャンペーンは、顧客の購買意欲を刺激します。季節ごとのプロモーションや限定オファーなどを上手く活用しましょう。SNSを使用したハッシュタグキャンペーンや商品の限定セールなど、商材に合わせたセールやキャンペーンを実施しましょう。

まとめ

ここまでShopifyの基本概念から始まり、ECサイトの構築方法、使い方、そして成功するためのポイントまで、幅広く解説しました。

Shopifyは今でも人気のプラットフォームであり、弊社もご相談をいただくことが多いです。(弊社の制作実績も是非ご覧ください!)

この記事が皆さまにとって有益な記事になれば幸いです。

冒頭にもご紹介した通り、弊社はshopifyのエキスパートナーに選定されており、制作実績も豊富ですのでShopifyでのECサイト構築に関するご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください!

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