Shopifyのストアにタグ一覧を簡単に表示しよう!
公開日: 2023.09.15
こんにちは。ディレクターの麦子です。
先日担当したshopify ECサイトで、とても簡単にタグ一覧を表示できるアプリを使用したので紹介します。
目次
タグによる絞り込み効果
オンラインストアにタグによる絞り込み機能があると、以下のような効果があるといわれています。
1. 商品の検索が簡単!
特定のカテゴリーや属性に関連する商品のみを表示することができるので、目的の情報へのアクセスが向上、求めている商品が探しやすくなります。
2. 購買決定を迅速化!
購入者の多くは、特定のカテゴリーや条件に基づいて商品を比較し、選択します。
タグは、選択肢を絞り込み比較するのに役立ち、ユーザーの購買決定をスムーズに促します。
3. 商品の発見を促進!
特定の商品カテゴリーや属性に関連する商品を、ユーザーが簡単に発見できるので売上を増加させるのに役立ちます。
また、新しい商品や特集商品へのアクセスを誘導するためにも使用できます。
4. ユーザーエクスペリエンスの向上
ユーザーは必要な情報に迅速にアクセスすることができるので、サイトをより使いやすく感じます。
タグでの絞り込みを提供することで、ECサイトのユーザーエクスペリエンスが向上します。
ECサイトでのタグによる絞り込み機能は、ユーザーにとって便益が高く売上を増加させる要因にもなるため有用な機能と言えます!
では、今回使用したアプリを紹介したいと思います。
RuffRuff タグ一覧
導入したアプリは株式会社Tsun様が提供する「RuffRuff タグ一覧」です。
簡単な設定を行うだけで、商品管理ページやブログ記事ページで登録したタグを、商品ページ、コレクションページ、ブログページに一覧として表示することができます。
Shopify自体に標準でタグを設定する機能はありますが、サイトに表示してタグ検索をするとなるとカスタマイズが必要なことがあり、少々手間がかかります。「RuffRuff タグ一覧」では、基本的にカスタマイズすることなくタグ検索を導入することができることが魅力です。
アプリの特徴や価格別にできることなどは、公式ページよりご確認ください。
アプリを設定してみる
ここからは、実際の手順に沿ってアプリのインストール、タグ検索の設定方法を紹介します。
アプリのインストール
下記Shopifyアプリストアからインストールを行いましょう。インストールは簡単2ステップで完了します。
タグ一覧を作る
アプリインストール後、「さっそくタグ一覧を作ってみましょう!」というポップアップが表示されます。試しに「タグ一覧を作る」を選択すると、3ステップで設定のチュートリアルが表示されます。
テーマにアプリブロックを追加する
2ステップで「テーマにアプリブロックを追加する」という画面が表示されます。ここでは、タグ一覧を表示したいページを設定することができます。
今回は、商品一覧ページに設定したタグの一覧を表示したいので、コレクションの「アプリブロックを追加する」を選択します。
すると、Shopifyのテーマ画面が別タブで開かれます。1つ前のステップで選択した項目の編集画面が表示されていることをご確認ください。
今回はコレクションページのタイトル下にタグ一覧を表示したいため、管理画面のサイドメニューから該当する箇所に「セクションを追加」します。
「セクションを追加」を選択すると、導入するアプリを選択できるので、「タグ一覧」を選択し保存しましょう。
タグ一覧の表示をプレビューで確認する
設定した内容を保存できたら、オンラインストア>テーマからプレビューを確認してみましょう。コレクションページの上部にタグ一覧が表示されました!
個々の商品に設定されたタグが表示され、タグを選択するとそのタグが設定された商品だけが絞り込まれて表示される形になります。
ここまでの作業は5分ほどです。簡単!便利!
アプリをカスタマイズする
とても簡単に導入できたタグ一覧ですが、いくつかアプリの管理画面からカスタマイズできる内容があります。
除外タグの設定
Shopifyのタグ機能は柔軟性があり、サイトを運営する際に様々な場面で利用することが多いのではないでしょうか。例えば、「ある特定のタグが付与された商品をAというコレクションに登録する」といった具合です。
タグ一覧アプリでは、そういった商品管理のために設定したタグまで表示されてしまうため、関係のないタグは除外設定することが必要です。
管理画面>アプリ>Product & Blog Tags>タグ一覧のカスタマイズ から設定できるので、お試しください。除外タグ以外にも、タグのデザインを変更することができます。
まとめ
RuffRuff タグ一覧は無料プランもあり、とても簡単にタグによる絞り込み機能を実装することができるので、試してみるのはいかがでしょうか!
タグ検索はユーザーが商品を探すうえでとても重要な機能の一つです。InstagramやX(旧Twitter)でなじみ深い機能ですし、アプリを使うことで簡単に導入できるので、迷っている方は入れてみましょう。
サイト分析ツールとECサイトを連携すると、ユーザーがどのようなキーワードでサイトに流入しているかが分かります。そういった情報を基にユーザーが注目しやすいキーワードをタグとして表示し、反応率を高めていきましょう。