ECサイト運営者必見!ショッピング広告のアップデート、P-MAXキャンペーンってどうなの!?

公開日: 2022.09.22

最終更新日: 2023.02.15

ECサイト運営者必見!ショッピング広告のアップデート、P-MAXキャンペーンってどうなの!?

こんにちは!アイです。
最近運用しているGoogleスマートショッピングキャンペーンがP-MAXキャンペーンにアップグレードしました。
ここではショッピング広告のアップデート、「P-MAX with GMCフィード」についてお話しします。ショッピング広告を運用している方向けになります。

まだ数日ですが気づいた点や注意点などがありましたので、ご共有させていただきます。

P-MAXキャンペーンって?

P-MAXキャンペーンとは、Google広告すべての配信面に配信が出来る「次世代のキャンペーン」として注目されているGoogle広告です。

1つのキャンペーンで様々な配信面に広告が配信出来る

今までは配信面ごとにキャンペーンを作成しなければなりませんでしたが、1つのキャンペーンですべての配信面に配信できるようになりました!

参照:https://blog.google/products/ads-commerce/performance-max/

従来のショッピング広告は「P-MAX with GMCフィード」という名前に変更になっています。2022年9月までに自動的にアップデートされるので、もうアップデート完了している方も多いのではないでしょうか。
P-MAXキャンペーンをGMCと連携させることで、ショッピング広告のP-MAXキャンペーン設定が可能になります。

効率よくコンバージョンを獲得

もう一つの特徴として、Google機械学習による広告の自動化で最適な場所に最適な広告を配信してくれるため、コンバージョンを効率的に増やすことが出来ます。

先日のGoogle主催のセミナーでは、とにかく自動化推しでした。
我々Googleに任せてくれよと言わんばかりの意思を感じました👏

ユーザーの情報収集方法や商品購入までの流れなど大きく変化している日々、一つ一つ手動で対応していたら大変ですよね。そこでP-MAXキャンペーンを活用しGoogleの機械学習に任せてしまおう!ということです。

何て便利になったのでしょう。でも実際どうなの…?と不安に思う方もいらっしゃるかと思うので、まだ日は浅いですが実際にP-MAX ショッピング広告の運用で気がついた事をお伝えします。

P-MAXショッピング広告の注意点

①クリエイティブ入稿が変わります

P-MAXでは広告グループがなく、アセットグループというものになっています。こちらに画像やテキストを入れておくことで、効果のいい組み合わせをGoogleが自動で配信してくれます。
P-MAXでは画像、見出しと説明文の入力項目が増えました。ショッピングキャンペーンでは設定はマストではないですが、せっかくショッピング枠以外の配信面に配信できるので、設定しておきましょう。

②P-MAX変更後は配信ボリュームが減る!?

こちらは全てのアカウントではないのですが、一部のアカウントでかなりボリュームが減ってしまいました。ただ、ボリュームでない中コンバージョンはついているのでかなりピンポイントで狙って成功しているのかなと思うとGoogleの機械学習のすごさを感心しております。(予算がほとんど使えていないのでいいとは言えませんが…。)
学習期間が2週間ほどありそれまでは配信が安定しないようなので、安定するまで待つ必要がありそうです。

P-MAXしてから何か変わった?

P-MAXに変更して間もないので比較対象にはならないのですが(学習期間のため)、速報値としてお伝えします。
あるアカウントのP-MAX変更前と変更後15日ごとの結果です。

※P-MAX変更直後なので学習期間中

これを見るとすぐすぐ数値がよくなるわけではなさそうです。(それはそうだ)
また、クリエイティブの追加を行っていないこともあり配信面も変わっていないことから、表示回数にもほとんど変化がないですね。
ただ、コンバージョン値の最大化で設定していることからか、売上単価が上がったことはわかります。最適化してくれいているのでしょうか。
もう少しCVがつけば売り上げも上がるのになと嘆く今日この頃です。

とりあえずもう少し様子を見てみようと思います。
学習期間を経て、どうなったかをまたお伝えできればと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました!
また次回お会いしましょう。

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