制作会社からの見積もりが高いと感じたら読む記事
公開日: 2022.07.05
最終更新日: 2023.02.15
- 制作会社によって出てくる見積りが全然違う!!
- ネットで調べた相場よりもめっちゃ高い見積もり出てきた…
- なんでこんなに高いの…?
こうなった原因、大体4つに分けられます。
ですがそれすらも待てないという方は結論だけ見ちゃってください!
結論
結論:作業スコープがマッチしてない
基本これです。
たとえばあなたが「HP欲しい!見積もりほしい!」と相談したとしましょう。
この時に相談された側が考えることは
- ドメイン関連どうする(新規取得?今あるもの使う?)
- サーバーは?(新規取得?今あるもの使う?)
- テキストや画像などの素材はある?(撮影必要?)
- デザインは?
- WPでよい?
- テンプレートorオリジナルデザイン?
- CRMは必要?必要ならテンプレートは?
などなど、毎回考えないにしろ、パッと思いつく限りで最低でもこれぐらいはあります。
こうなったときに、
A社:ん~とりあえずトップとAbout us、問い合わせフォームぐらいあればいいか
B社:たぶん事例とか必要だからCRM入れて、会社概要もいるしアレコレ
そりゃあ出てくる見積り違いますよね
はっきりって見積りとして前提条件が違い過ぎるので比較検討出来ないので、制作会社からのヒアリング、見積書の説明の時間は取りましょう。
決してメールだけ電話だけで済ませないことです
1:含まれている作業内容が大きく違う
結論に書いていることと一緒です。
要は見積もりに含まれるスコープが違うケースがあります。
身近なたとえとして冷蔵庫を出しましょう
あなたがとある冷蔵庫を買うとして
ショップA:100,000円
ショップB:150,000円
だとします
もちろん値段だけ見ればショップA一択なのですが、ソファーのような大きなものを買うときに考えることは沢山あります。
例えば…
- ソファーは軒先渡し?
- 開梱設置はしてくれる?
- ごみは持って帰ってくれる?
- 旧品は持って帰ってくれる?
- ソファーは玄関から入る?
などなど
あくまでも冷蔵庫という身近なものなので、ある程度事前に考えれるかもしれませんが、HPやECサイトのような中々想像がつきにくいものについてはしっかりどの程度まで踏み込んだ内容の見積もりか制作会社にしっかり聞きましょう!
そんな状況を避けるためにしっかりと目的と予算の許容範囲を段階的に決めておきましょう。
2:伝えている情報が不足している
1で見積もりに含まれている内容が違うという事はお話ししましたね!
それを見て「最初から内容リクエストしておけばいいのでは…?」と思われたそこのあなた!正解です!
要は受け手である制作会社にとって情報が不足しているので会社によってばらつきが出る=見積もりに差が開くとなります
特に情報が少なすぎると、前提条件である諸条件を記載するのも大変なので超概算でざっくりかつ高めの値段で解答することが多いです
わからないことは事前に調べたり制作会社に聞きながら十分な情報を伝えましょう!
3:会社規模が違う
相談をされた制作会社さんの規模によって見積り金額が比例する。というケースは少ならからずあります。
当然ですが規模が大きいと間接部門も増えますし、クライアント様の企業規模も大きくなるケースが多いので見積もりのベースとなる単価自体も高い傾向があります(当然クライアント様から求められる品質も上がるため)
なので、今の自社規模にあった制作会社さんにそもそも相談をしているかどうかというのはちゃんと見た方がよいかと思います
当然見積もりを頼む内容がその会社にしかできないサービスであるのであれば仕方ないのですが…
もちろん規模が小さいから値段が安い!OK!万事解決!!というわけではありません。当然人数が少ないのでリカバリーが遅かったりそもそも会社が存続するかという話も出てきます。
HPを頼んだ先が会社をたたんでしまったので保守が見れなくなった。リニューアル時にはそれなりの規模の会社に頼みたいという相談も定期的にあります。
最後に
急にwebの見積もりとってもそれが高いかもわからないですし、自分で調べてみてもわからないことも多く大変ですよね。
自分が変な制作会社に騙されてないかという不安もあるかと思います。
もちろん時間との兼ね合いもあるでしょうから一概には言えませんが、徹底した下調べと相見積が一番重要です。調べてばかりでも行けませんし見積もりだけでも進みません。両方のバランスを取りながらよりよい制作会社さんに巡り合えることを祈っております!
頑張ってください!