ECの基礎のキソ!ーECサイトってどうやって始めるの?ー
公開日: 2021.10.01
最終更新日: 2022.06.13
未経験の段階から、自分で、あるいは自社でいきなりECサイトを始めるというのはとてもハードルが高いように思えますね。
「ECサイトってどうやって始めるの?」
今回はそんな疑問をテーマにお話ししたいと思います。
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こんにちは!ぺぺです。
ここではECサイトの基礎のキソと題し、本当にやさしいECのお話をしています。
「自社のEC担当を任されたけど、何も分からない…」
「個人でECサイトを作りたいけど、やり方が分からない…」
「部下に自社ECサイトを作ろうと言われたけど、本当に必要なの?」
こうした心当たりのある方はぜひ、覗いていってみてください。
前回のお話はこちらから!
■モール型ECか自社ECかを選ぼう!
そもそも、ECサイトはモール型と自社ECサイトの2つのタイプに分かれます。
・モール型ECサイト
モール型ECサイトとは、いわゆる楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECモールの中に、ECサイトを構える形態です。
大型ショッピングモールに沢山の店が出店し、お店が立ち並んでいるのを想像してみてください👀💭
メリット:モール自体にブランド力があるため、初めから集客力が高い。
デメリット:自社の名前が覚えられにくい。手数料がかかる。
ショッピングモールを歩きながら、気になるお店にふらりと入る。
でもその一方でお店の名前は覚えられない。
「その服どこで買ったの?」
という質問に、
「新宿ルミネだよ」
などと返事をしたことはないでしょうか?
お店名ではなくショッピングモール名しか覚えられない、覚えてもらえないというのは、リアル店舗に置き換えて考えてみると、とても身に覚えのあるメリデメですね。
また、デメリットとしてはECモールに対する手数料がかかることも上げられます。
自社ECサイトよりもどうしても利益を出しにくいため、他店との価格競争に勝てる商品を扱う場合は、モール型を選択すると良いでしょう。
・自社ECサイト
自社ECサイトとは、その名の通り、自分たちのお店を構える形態です。
今度は、路面に立ち並んでいるお店を想像してみてください。
メリット:接客や商品の認知度で勝負できる
デメリット:立ち上げ当初は集客力が低い
ショッピングモールのテナントとして入居しているのではなく、土地そのものを借りて道にお店を構えているお店です。
ショッピングモールと違って、道行くひとは何かを買うためにその道を歩いている訳ではないですよね。
立ち並ぶお店には目も止めず歩いて行ってしまうかもしれませんし、そもそも大通りになければ店が出店されていることすら気が付かないでしょう。
その一方で、店構えや接客をこだわり抜いたり、ショッピングモールと違ってショッピングモール内のルールに左右される必要がありません。
■ASP型カートシステムを使ってみよう!
ECサイトの運営に欠かせないのが「カートシステム」です。
カート、つまり商品かごのことであり、ネットショップの注文を処理するシステムのことです。
カートシステムには大きく分けて「ASP型」「オープンソース型」「パッケージ型」の3種類があります。
それぞれメリット・デメリットがありますが、初心者は最も気軽にECを始められる「ASP型」を使ってみることをおすすめします。
・ASP型
ASP型はもっとも気軽にECを始められるサービスです。
カートシステムがあらかじめインストールされているサーバーをレンタルすることができるため、専門知識のない初心者にはとても手を付けやすいサービスでしょう。
代表的なASPには次のようなものがあります。
Shopify
カラーミーショップ
Makeshop
futureshop
BASE
特にShopifyは、デフォルトでおしゃれな無料テーマがたくさん揃っているため、商品画像を入れるだけで簡単に「ECサイトっぽい!」を作ることができます。
カスタマイズの難易度が高いというデメリットもありますが、気軽に始められるというASP型の特徴は初心者にはやはり捨てがたいですね。
当社カンナートの他記事にはShopifyについての記事がたくさんありますので、ぜひそちらものぞいてみてください!♥
■まとめ
ECサイトを始めるには、まずモール型ECサイトか、自社ECサイトかを選びましょう。
モール型は自社ECサイトよりも利益が出しづらいという面もあるため、初心者の方はまず、ASP型カートシステムで自社ECサイトを立ち上げてみてはどうでしょうか?
もちろん、ここではお話しきれなかったモール型ECサイトのお話や、ASP型以外の自社ECサイトの立ち上げ方法についても、またいつかお話したいと思います!
それではまた<次回>お会いしましょう♥