複数の配送プロファイル設定時の注意点
公開日: 2021.05.11
最終更新日: 2022.06.07
こんにちは!カンナートの新人ディレクター、Ainaです!
入社して半年経ったので、いつまで新人と名乗っていいのか迷っています…(゜-゜)時の流れは早いですね!
本日は、前回の続きで複雑な送料設定についてお伝えします。
最近、Shopifyを触っていたらShopify のデフォルト機能では設定できない送料設定の組み合わせの気づきがありました…!ぜひご覧いただき注意していただければと思います。
▼前回の複雑な送料設定方法の記事はこちら
送料無料を含む配送プロファイルが2つ以上組み合わされるとどうなる?
お客様が複数商品を購入したとき、複数の送料設定が組み合わされることがあるかと思います。例えば以下の例。
ケース①
配送プロファイルA:¥10,000以上送料無料、¥9,999以下送料¥500
配送プロファイルB:送料無料
ここでは、商品Aは配送プロファイルA、商品Bは配送プロファイルBに属しています。
この条件でカートに入れると、商品プロファイルAの商品Aは送料無料の条件に達していない(購入金額¥5,000)ため、送料は¥500かかるはずです。
なんということでしょう。送料は「無料」になってしまいました。
他の例でも試してみます。
ケース②
配送プロファイルA:¥8,000以上送料無料、¥7,999以下送料¥500
配送プロファイルB:¥15,000以上送料無料、¥14,999以下送料¥300
商品A-1、商品A-2は配送プロファイルA、
商品Bは配送プロファイルBに属しています。
上記の場合、商品A-1、商品A-2は送料無料条件を満たしていますが、商品Bは購入金額¥10,000のため送料無料条件を満たしていません。
ですので¥300の送料がかかるはずです。
しかし、こちらでも送料無料になってしまいました。
さらに、同条件でどちらも送料無料条件を満たさない場合も見てみましょう。
なんと、配送プロファイルA、配送プロファイルBの送料無料条件どちらも満たしていないにも関わらず、送料無料になってしまっています。
つまり、購入金額に基づく配送プロファイルを作成し、送料設定を行った場合、合計金額に基づいてどちらかの配送プロファイルの条件を受けてしまうようです。
購入金額に基づいて配送プロファイルを設定した場合、それぞれ異なる配送プロファイルの送料無料条件を独立して実行することはできないようです。
それぞれの配送プロファイルの送料無料条件を実行したい場合は?
どうしても購入金額に基づいて配送プロファイルの送料無料条件を実行したい場合は、アプリを使用することで解決できるかと思います。
自分の入れたい機能がそのアプリにあるかを確認し、導入してみましょう。
アプリによって金額は異なり、お試し期間があるものもあります。
今回のような詳細の送料無料設定ができそうなアプリをざっと検索してみたのでいくつか紹介します。
※実際に使用したわけではないため、確実に詳細の設定ができるかは保証できません。アプリストアの説明を読んで、お試ししてみてください。
①Advanced Shipping Rules
Advanced Shipping Rules – Ecommerce Plugins for Online Stores – Shopify App StoreFinely tune your shipping ratesapps.shopify.com
②Intuitive Shipping
Intuitive Shipping – Ecommerce Plugins for Online Stores – Shopify App StoreControl how your shipping is calculated at checkout.apps.shopify.com
他にも配送に関するアプリはいくつかあったので、こちらから検索してみてください😊日本語より英語で検索したほうがヒット率が上がります✨
Shopify App Store: Ecommerce App MarketplaceShopify App Store, download our Free and Paid Ecommerce plugiapps.shopify.com
Shopifyアプリ検索の仕方については、以前弊社ディレクターのMさんが記事にしてますのでこちらも参考にしてみてくださいね!
いかがでしたでしょうか?やってみて気づくこともたくさんありますね…!
Shopifyの送料設定時に皆様の参考になれば幸いです。