ECサイトを立ち上げる際に準備すること
公開日: 2021.10.22
最終更新日: 2022.06.13
前回は「ECサイトを立ち上げる際に【考えること】」という記事を書きましたが、今回は「ECサイトを立ち上げる際に【準備すること】」ということで、実際に手を動かす準備にどんなものがあるか書き出しました!
▼前回▼
1:商品を撮影する
商品の撮影、どうやってやりますか?
頭ではなんとな~く考えていらっしゃる方もいるかと思いますし、
「モールに出るこういうやつ↓買えば何とかなるでしょ!!!」と思っている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、これだけだとライトもありませんし、そもそもテーブルに乗るサイズのキットで撮れる商品は「片手で本体を持てる物」程度です。
サイズによりますが、マグカップぐらいが限界ですかね。
あ、ちなみにカットによってカメラ位置のブレがあるとおかしいのでカメラを固定するものも必要ですね!
って感じです。
専門の業者の方に相談するにしても、ご自身で撮影するにしても思っているよりも手間がかかるので早めに着手しましょう。
もしご自身で撮影でするのであれば、どういう角度で撮るかという「カット」も事前に作っておきましょう。
そのうえで、基本的にどの商品も最低限の共通カットとして最低でも5枚前後は準備した方がよいです。
ちなみに撮影って「〇円/枚」ではなく、スタジオが必要か、背景に物を置くのかカット数はどれぐらいかなどを考え、「〇日で〇カットぐらいになると思います。〇万円/日なので何日ぐらいにしますか?」って話の進め方になるのでここも躓きポイントなので注意ですね!
2:商品説明文を作ろう
まず、商品の説明文をいきなり考える前に、記載する「項目」を考えてみましょう。
計画なしに急に説明文を書こうとすると必ず失敗するので、事前に項目を考えておくことで画一的に文章の生産をして行き、お客様からの声や使ってみての感想などがある場合は、都度その商品の文章をアレンジしていきましょう!
初めてECを行う場合は「一旦文章を作り上げる」ことがいちばん大事です。
とはいえ実際に「項目」と言われてもわかりにくいと思います。
その中でも誰でもかける要素としては「サイズ・重さ・素材」などの定量的なスペック情報ですね。
「ある商品には素材の記載があるのに、別の賞品には素材の記載がない」といった場合、問い合わせの量が増えたりお店の信頼が落ちたりするのでくれぐれも漏れがないように注意しましょう。
次にいわゆる特徴や良さなどの説明文になるんですが、絶対どんな商品でも書ける項目があって、それは「〇〇向けです!」という文言です!
中には「商品の使用用途を限定したくない…」という方もいらっしゃるのですが、ニッチなピンポイントの商品ではない限り、これは必ず書いた方がいいです(体験談)
流入経路にもよりますが、事業者側が思っているほどユーザーは商品に対して目的を強く持っていません。逆に「〇〇向けです!」などの提案こそが自社ECサイトとしての役目ではないではないでしょうか。
3:商品発送
これは実際に売れてからの作業にはなりますが、ECサイトをオープンするにあたって送料を決める必要があるので、必要な準備です。
結構ここ、見落としがちなのですが、商品を発送するときの梱包方法やサイズ、同梱物は決まっていますか?
化粧箱のサイズで送料計算してたけど、実際売れると段ボールに入れて、納品書入れて、緩衝材入れて…あれ?送料高くない???ってケース、結構あるので発送周りは事前に決めたうえで送料設計をしましょう。
最初から外部倉庫に委託することを検討されている方も少なくないですが、月商50万、客単5,000円だとしても平均すると平日4個ぐらいの出荷です。
出荷日を週2回に固定しても一回で出す量は12,3個ぐらいです。
最初は自身で出荷して作業内容を把握したうえで外部倉庫さんに委託した方が、依頼内容も精査できますし、倉庫さんから渡される見積り算出用のシートとか自身でやったことないと絶対回答できないですからね笑
4:最後に
これらの業務を詳細に書き出すときりがないので、ザクっとした内容を書かせてもらいました!
最初がから外部に丸投げしても内製化はできませんし、費用が高くついてしまうので、極力自分たちでやってしまいたいですよね…
カンナートでは皆様がこれらの業務を内製化して自走できるようなご指導を有償でご提供させていただいております!
「ECやるけどさすがに右も左もわからないから相談しながらあくまでも自分たちでやりたい!!」という方いらっしゃればお問い合わせください!