ECの基礎のキソ!ーそもそもECって何?ー
公開日: 2021.09.03
最終更新日: 2022.06.13
こんにちは!カンナートに最近出現したぺぺです!
ここでは『EC基礎のキソ』と題し、本当にやさしいECのおはなしをしたいと思います。
「自社のEC担当を任されたけど、何も分からない…」
「個人でECサイトを作りたいけど、やり方が分からない…」
「部下に自社ECサイトを作ろうと言われたけど、本当に必要なの?」
こうした心当たりのある方はぜひ、覗いていってみてください!
■そもそも『EC』ってなに?
ECとは、「Electronic Commerce」の略で、正式には「電子商取引」と訳します。「eコマース」と呼ばれることもあります。
要は「ネットショップ」「ネット通販」のことです!👀
ネット通販はほとんどの人が一度は利用したことがあるはずですよね。
それほど、ECはとても身近な存在になっているのです。
・EC業界の現状
日本のEC業界は、1997年の楽天市場の開業以来、参入企業が増え、2010年代にはスマホが普及したことで、世の中に広まっていくこととなりました。
国内のBtoC-EC市場規模はいまや2021年時点で19兆3千億円!
コロナ渦により、これまでECサイトを利用してこなかったシニア層の利用が増加する傾向もみられ、ECサイトは今後もますます浸透していくと思われます。
BtoC-ECを分野別でみていくと
1位 物販系
2位 サービス系
3位 デジタル系
の順で市場規模が大きく、
物販の中でも
「生活家電・AV機器・PC・周辺機器等」(2兆3,489億円)
「衣類・服装雑貨等」(2兆2,203億円)
「食品、飲料、酒類」(2兆2,086億円)
「生活雑貨、家具、インテリア」(2兆1,322億円)
の割合が大きくなっています。
自社商品の分野が、日本のECサイトでどれほどの市場規模があるかどうか、一度確認してみてください。
・これからのECサイト
これからのECサイトは、オンラインとオフラインを融合していく時代だと言われています。
・実店舗での購入データをオンラインに反映させる
・オンラインでの閲覧履歴をもとに実店舗で商品をおすすめする
などオンラインとオフラインの垣根をなくして買い物をさらに便利にしていくことが求められているんですね。
実際に、GUなどでは店舗に在庫を持たずにオンライン注文のみにする試みも始まっています。
店内では試着のみが可能で、注文はオンラインにすることで、自分に合うサイズの在庫がないから購入をあきらめたりという悲しい「あるある」が解消されています。
・代表的なECサイト
通販といえばやはり「Amazon」「楽天」は欠かせないでしょう。
また、最近では個人間で物の販売ができるCtoCのECサイトも市場を広げています。
「ヤフオク!」やハンドメイドで有名な「minne」や「Creema」、そして「メルカリ」などが代表的な人気サービスですね。こちらも利用したことがある方は多いのではないでしょうか。
ECとは何かを知るには、実際に注文してみることが一番と言われています。
ネット通販で注文したことのある方はすでに「ECとは何か?」を知っていたんですね!
■まとめ
ECの今とこれからをざっと見てみました。
ECと言われてしまうとなんだかビジネス用語のようですが、私たちの生活の中に十分に溶け込んだ「ネット通販」のお話でした。
では、実際にECをはじめるには何をすれば良いのでしょう?
ネット通販で買い物をしたことがあっても、ECサイトを作ったことがある人はあまりいませんよね。
「ECサイトってどうやって始めるの?」
<次回>はそんなお話をしようと思います。
そう!次回があります。
この『ECの基礎のキソ』シリーズでは、EC全体のお話をしていきますので次回もまた是非みてください!
それではまた<次回>お会いしましょう~!
参考
・令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)
・コロナ禍での総合ECサイト利用動向から見る、EC市場成長の可能性