商談でよく聞かれること~制作会社ってどうやって選んだらいいですか?~

公開日: 2021.06.08

最終更新日: 2022.06.08

商談でよく聞かれること~制作会社ってどうやって選んだらいいですか?~

カンナートの営業担当小川です!
今回は商談でよく聞かれること第二弾として

「制作会社ってどうやって選んだらいいですか?」

について、制作会社目線で回答していこうと思います~!

前回分はコチラ!

Shopify構築でお客様によく聞かれること【前半】

ではスタートです!

ポイント1:レスポンスの速さ

レスポンスが遅い会社はまず止めておきましょう
具体的な遅さの指標は難しいですが、問い合わせをして丸2営業日反応がない会社さんは候補から外してもよいと思います。

理由としては
・レスポンスが遅い=既存案件で忙しい=仕事をお願いしても納期通り仕上がるかわからない
・問い合わせ段階でレスポンスが遅いのであれば、以後のやりとりも上手くいかないケースが多い

あとは初回の打ち合わせ後のメールのやりとりが遅い場合も候補から外してもいいと思います。これは自分が他社さんに問い合わせた時も同じような指標で動いています。

実際弊社にご相談いただく理由として、
・既存の付き合いのある制作会社のレスポンスが悪い
というケースはかなり多いです。

それだけ事業者さんが困っている状態が商談前後で散見されるのであれば、今後のお付き合いも想像できるかと思います。

ポイント2:会社規模

「依頼先の会社が大きい=良い」ということではありませんが、長いお付き合いをしようと思った際に、ある程度会社規模があった方が良いということです。

会社規模が小さい場合、
・担当者が退職や体調不良で動けなくなる
  →制作の納期が遅れる可能性がある
・依頼先の会社自体が倒産する可能性がある
  →そもそも作れなくなる、連絡がつかなくなる

などのリスクがあります。
もちろん会社規模が大きくなればなるほど間接部門が増えて金額が高くなる可能性もありますので、依頼する際の目的に応じてジャッジしましょう。

問い合わせの際、会社概要で社員数や会社の住所をチェックし、会社概要に記載がない際は商談時に聞いてみるのもいいと思います。

ポイント3:得意不得意

正直会社さんによって、得意不得意はあります。
「ウチは化粧品系が多いんだよね~」
「電化製品の実績多いから任せてください!」
など

特に業界においての言いまわしや商習慣の理解など、「話しが早い」会社さんに頼んだ方がいいです。

ただ、あくまでもゴールは要件を満たす制作物なので、技術力がなかったり話しが合わないとケースを無視してまで頼むのは控えましょう。

ポイント4:取り組み方

お客様からの問い合わせがあった際に、対応体制としては大きく分けて2つあります。

①営業が受けて実装は別の担当(ディレクター)が行う:バトンタッチ
②1人の担当(ディレクター)がヒアリングから納品まで行う:一気通貫

それぞれ良し悪しありますので説明しますね

メリット
①問い合わせ対応に慣れているので話しが早いケースが多い/顧客対応を中心に動いているのでレスポンスが早い
②納品までディレクターが付きっきりなので、途中で伝言ゲームが起きにくい/制作までかかわっているので技術力が高いケースが多い

デメリット
①現場にかかる頻度が少ないので技術面における可否確認に時間がかかる/ディレクターに変わる際に伝言ゲームが起きる可能性がある
②問い合わせ対応に慣れていない人もいる/他にも並行して案件を持っているのでレスポンスが遅いことがある

あくまでも主観ですが、上記のようなメリット・デメリットがあります。
ポイント3と同様ですが、こちらに関してもほかの条件(金額や技術力、案件自体の内容など)を無視してまで優先するべき内容ではありませんが、念頭に置いておくとよいです。

ポイント5:必要な情報は揃っていますか?

今までのポイント1~4に関しては、依頼先の制作会社についての話しでしたが、そもそも依頼側の貴方の情報がしっかりそろっているかも非常に重要です。
当たり前ですが、情報が不明瞭であったり足りていないとレスポンスも悪くなりますし、見積もりの金額も高くなります。
問い合わせの際にできるだけ多くの情報を記載しておく、もしくは初回商談時に資料を共有するなど、極力お互いスムーズに事が運ぶように準備しておきましょう。

制作会社もビジネスで行っているので、他の会社さんの話しの方が分かりやすくてスムーズに進みそうでしたら、そちらを優先します。

「制作会社のリソースをいかに自社案件に回してもらうか」を考えましょう。

具体的には以下の情報を貰えると非常に助かります!
・予算
・納期
・作りたい物の詳細(出来ればRFP)
・問い合わせをしようと思った経緯、目的
・社内の状況(予算感をつかみたい、実施は決定している、など)

制作会社がみているのは「予算と確度」です。

まとめ

今までのポイントをまとめました。
下記内容を準備して商談に臨めば、商談後社内で検討する際にスムーズに行くかと思います。

制作会社へのチェック内容
・レスポンスの速さ(体感でOK)
・会社規模(住所、所属人数とその内訳)
・制作実績、直近の取引先企業
・制作体制(発注後に担当が変わるか、そのまま納品まで同じ人か)

準備する物
・予算(具体的に)
・納期(具体的に)
・作りたい物の詳細(出来ればRFP)
・問い合わせをしようと思った経緯、目的
・社内の状況(予算感をつかみたい、実施は決定している、など)

予算も納期も決まっていないのであれば、正直に伝えましょう!
もしかしたらあまり良い返事が返ってこないかもしれませんが、その時はまだ要件がまとまりきっていないということです!
今使っているインターネットを使って調べてみましょう!

他にも「ウチはこれは聞いてる!」「これ聞くといいよ!オススメ!」などありましたらコメントくださいね!

今までの記事はコチラ!

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