【Shopify】ストア構築の時に気を付けるべき5つのポイント【後編】
公開日: 2020.12.28
最終更新日: 2022.06.03
年内になんとか2記事上げろと言われ、深夜に記事を書いてるマルボロです。
今回は前回からの続き。Shopifyストア構築時の気を付けるべきポイントの残り3点について書いてみたので、ご参考になれば幸いです。
【ポイント・3】自動送信メールの落とし穴!
自動送信メールってどっから設定すんの?!って思うはず。
そうなんです。結構、わかりづらいとこにあるんです。
購入いただいたお客様に自動で送信するいわゆる「サンクスメール」。
Shopifyでは設定メニューから「通知」に行くと設定できる。
通知って文言がちょとわかりづらい。
返信メールテンプレートは、西洋文化丸出し気味なので直すのがよいかと。
“太郎様 ご注文いただきありがとうございます!”と、のっけからファーストネームで呼びかけるスタイル。
ここは日本文化になかなか馴染まない箇所なので、粛々とラストネーム「苗字」を読み込むようliquid変数を書き換えましょう。
そのほか配送完了メールなどお客様への自動送信メールテンプレートはすべてここで管理されています。
やはり翻訳文なので、言い回しなど気になる箇所は直しましょう。
【ポイント・4】ユーザー登録フォームも気を付けて!
これも知らずに普通にテストしていて気がついたんですが、フォームの名前入力欄が「ファーストネーム(名)」「ラストネーム(姓)」の順になっています。
日本人なら当然、名前入力と言われた最初の入力欄には姓を入れるもんです。名前を聞かれてファーストネームから答える日本人はいないって事を、カナダ人に教えてやる必要がありますな。
そんなわけで、テーマの、customers/register.liquidをいじってやる必要があります。
customers/register.liquid内で、{{ 'customer.register.first_name' | t }} / {{ 'customer.register.last_name' | t }}
部分の表記を入れ替えておきましょう。
【ポイント・5】楽天みたいに税込み表示できない!
個人的にはわりとこれ、デフォルトで対応してほしい事項なんですが、税込み表示ができません。
商品マスタ上の価格を税込みに計算しなおして登録すれば、当然税込み価格での表示になりますが、経理システムなどとの連携でそれができない場合、liquidに修正を加える必要があります。
※最終的なチェックアウト画面では消費税と配送料(送料別ならば)が加算され、支払い総額は一致するようになっています。
手順は以下の通り。
- 設定でサイト全体の価格を税別に設定
- product.theme.liquid内で ”variant.price | money” の文字列を検索して見つけたら ”variant.price | times: 1.1 | money” に書き換え
※もちろん軽減税率で1.08を掛ける場合は1.1を1.08にすること!
これでばっちり!
商品一覧の価格は税込みになります。
まとめ。前・後半でストア構築の初歩で戸惑ったポイントを記事にしました。
いかがでしたか?
細かく言うともっといろいろポイントはありますが、特に気になったポイントについてまとめてみました。
まだまだ奥が深い『Shopify』。今後のマルボロの記事を読んでれば簡単なストア構築ができること請け合い!(と思われたい)
これから構築を始める方へ参考になれば幸いです!